宮城県の水道事業民営化は、財政負担なく県が関与を保って、水道の運営権を民間企業に売却できる「コンセッション方式」(2018年12月成立水道法改正)を導入し、特別合同会社「みずむすびマネジメント宮城」が運営することになりました。
運営権を20年の期限付き10億円で売却の契約となりました。
特別合同会社への出資先(株主)は、メタウォーター株式会社、ヴェオリア・ジェネッツ株式会社、オリックス株式会社、株式会社日立製作所、株式会社日水コン、株式会社橋本店、株式会社復建技術コンサルタント、産電工業株式会社、東急建設株式会社、メタウォーターサービス株式会社の10社です。
🔎なぜ?
人口減による収入低下で、施設の老朽化・法定耐用年数を超えた水道管設備の修繕などにかかる費用削減のため。ホント❓
急な水道料金の値上げが起こるのでは?
水質の安全は守られるのか?
利益優先の経営になるのでは?
参考:日本人は知らない「水道民営化の真実」フランスと英国で起きたこと(橋本 淳司) | マネー現代 | 講談社(2/3)
昨年、出資先のヴェオリア・ジェネッツ(株)の親会社仏ヴェオリア・ウォーター社は、フランスの同業スエズ・エンバイロメント社を買収し、売上高約4兆7千億円の巨大企業が誕生し、水ビジネス3大メジャーの「一強」となりました。
ヴェオリア・ジェネッツ(株)が「みずむすびマネジメント宮城」での議決権を51%と過半数を保有している。
ということは、10社共同事業と言いつつも一社独占となることは予想がつきます。
引用元 日本初の水道事業民営化。運営会社の議決権株式はヴェオリア・ジェネッツ社が51%保有(橋本淳司) - 個人 - Yahoo!ニュース
そしてこのヴェオリア・ジェネッツ(株)はすでに水道事業で私たちの生活の中に入り込んでいます。
<東京都の我が家の水道使用量検針表です。>
<宮城県の一部も、ヴェオリア・ジェネッツに委託されています。>
*この委託は全国に拡がっています。
そして、このような問題提起の多い政策には必ず決まった人物が関係しています。
📎「コンセッション」という公共事業の民営化の旗ふり役の竹中平蔵は、「水道事業のコンセッションを実現できれば、企業の成長戦略と資産市場の活性化の双方に大きく貢献する」との発言に対し、村井嘉浩知事は支持していたこと。
📎麻生太郎は副総理時代に「世界中ほとんどの国で民間会社が水道を運営しているが、日本では国営・市営・町営である。これらを全て民営化する」との発言によって外国企業が乗り出したことと、仏ヴェオリアの御曹司と結婚している麻生太郎の娘の存在の関係は、色々と繋がっていると考えられます。
📌竹中平蔵と維新の会と村井嘉浩と兵庫県知事選と道州制実現活動の関係。
松下幸之助=李家の血筋ですので、竹中平蔵(李平蔵)と繋がる。📌
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