人生は一度きり

こんにちは。Reiです。

「イスラエルの王ダビデ」

　神様にイスラエルの王として選ばれたダビデは、常に主に縋って祈り御言葉に従順だったので、生涯を通して愛されました。

イスラエルに攻めくる国々の、どんな戦いにも主の導きと御技によって次々と勝利し、国は大きく栄えました。

そんなダビデも「異性の罪」という大きな過ちを犯します。

家臣の妻を奪い、その夫である家臣を戦いの最前線に置き死なせた後、自分の妻として王宮に引き取りました。

やがて妻とした女が男の子を産んだことは、主の目に悪となり災いを起こし、子を奪い取ったのでした。

その後、その妻との間に生まれたのが、ソロモン（第二子）です。

「ダビデの子　ソロモン王」

　イスラエルの王ソロモンは神様に愛され「知恵と知識、富と栄誉」を与えられ、一国の王として名声は広く知られるようになりました。

　しかし、唯一主の神殿建築を任命された王であったにも関わらず、主が命じた掟を破り、異国のエジプト王の娘を妻にし（政略結婚）、イスラエルは他国から守られました。

その後も、敵対する国々の多くの女を妻や側室とし、異国の神々（悪魔）を慕って従い偶像にひれ伏し、主の目に悪とされることを行ったため、ソロモンに敵対する者を次々と起こし悩ませました。民衆に重税を課したことも

神様はソロモンの息子レハブアムの時代に王国を引き裂き、ユダ族以外の十部族の王権を取り上げたのでした。

（ユダ族一つを残しレハブアムに与えたのは、神様に忠誠を尽くした僕ダビデの功績によることでした。）

ソロモンの背信によって、主はダビデの子孫をしばしば懲らしめることにされたのです。

神様は何度も忠告して来ました。（列王記下17章35節〜39節）

「他の神々を畏れ敬ってはならない。これにひれ伏してはならない。仕えてはならない。生贄を捧げてはならない。大いなる力と伸ばした腕によって、あなたがたをエジプトの地から導き上った主のみを畏れ敬いなさい。主にひれ伏しなさい。主にいけにえを捧げなさい。主があなたがたのために記された掟と法、また律法と戒めを、常に守り行いなさい。他の神々を畏れ敬ってはならない。私があなたがたと結んだ契約を忘れてはならない。他の神々を畏れ敬ってはならない。あなたがたの神、主のみを畏れ敬いなさい。主が、あなたがたをすべての敵の手から救い出されるのである。」　

神様に忠実な王は祝福もされましたが、悪を行えば災いが下されました。

王となった者の多くが神様の道を歩まず、掟と戒めを守らず偶像に仕え、いけにえを捧げ香をたいて悪を行いました。

神様に立ち帰りへりくだる事なく背いたので、隣国に攻めいられ捕えられるという厳しい裁きを下されたのでした。